卓球マガジン

卓球の試合動画を見て自分なりに考察してみました

【試合動画】世界卓球2020 日本代表最終選考会 女子シングルス決勝 平野美宇VS早田ひな<ジャパントップ12>

はじめまして!

自分が卓球を通して感じたことや思ったことを発信していきたいという思いからブログ開設しました。みなさん、宜しくお願い致します。

 

今回は12月21日に宮城県カメイアリーナ仙台(仙台市体育館)で開催されましたLIONカップ 第24回ジャパントップ12 女子最終選考会決勝の試合動画を見た感想や注目したポイントを述べたいと思います。

 


女子シングルス決勝 平野美宇vs早田ひな|世界卓球2020 日本代表最終選考会

女子シングルス決勝 平野美宇vs早田ひな

 

第一ゲーム

11-7

平野選手が短いサーブからの3球目、レシーブはチキータなど早い展開で点数を重ねていき、第一セット先取しました。

 

第二ゲーム

6-11

早田選手の投げ上げサーブが効いて、第二セット取りました。0-1からの大きなラリーで点数を取った勢いで前半リードを保ったままゲームカウント1-1に並びました。

 

注目ポイント!

早田選手がサーブを変えて来ました。戦術変更の早さは流石です!色んなサーブを持っていると相手によって変えることが出来るため、出来る限りサーブの種類は増やしたいですね。

 

第三ゲーム

11-7

中盤7-7から点数を突き放してゲームカウント2-1で平野選手がリードしました。

 

注目ポイント!

平野選手はフォア前に短い下回転サーブを徹底して出しています。点数が取れている展開を一貫して続けることも大切です!9-7で平野選手がそれまで苦戦していた早田選手の投げ上げサーブを強打したのも👍。これで相手も思いっきりサーブを出しづらくなります。

 

第四ゲーム

11-7

早田選手はサーブの立ち位置を変えたりして工夫しますが、流れを変えることが出来ずゲームカウント3-1で平野選手が勝利に大手をかけます。

 

第五ゲーム

6-11

6-7で追いつかれそうになったところで早田選手がタイムアウト。その後、思いきったプレーを見せこれでゲームカウント3-2になりました。

 

第六ゲーム

11-4

最後は早田選手のバックハンドがオーバーして

平野選手がゲームカウント4-2で勝利しました。

 

総評

この結果をもって平野選手が世界卓球2020代表の切符を掴むことが出来ました!

今回、サーブ・レシーブ・3球目で平野選手が有利にゲームを進めていたと感じました。大きなラリーに目が行きがちですが、一見すると地味なプレーが勝敗に大きく関わってくると改めて思った試合でした。